CSS ・ 文字・フォント

font-family

書体

文字の書体(フォント)を指定します。候補をカンマで区切って複数書き、最後に総称ファミリーを書くのが基本です。

初期値
ブラウザによる
適用対象
すべての要素
継承
する
01

サンプルコード

HTML
1<p class="sans">ゴシック体 Sans-serif</p>
2<p class="serif">明朝体 Serif</p>
3<p class="mono">等幅 Monospace</p>
CSS
1.sans {
2 font-family: "Hiragino Sans", "Noto Sans JP", sans-serif;
3}
4.serif {
5 font-family: "Hiragino Mincho ProN", "Noto Serif JP", serif;
6}
7.mono {
8 font-family: ui-monospace, Menlo, Consolas, monospace;
9}
02

実行結果

ブラウザでの表示
03

解説

font-family には、使いたいフォント名を優先順にカンマ区切りで並べます。ブラウザは左から順に、利用者の環境にあるフォントを探して使います。

最後には sans-serif(ゴシック体)や serif(明朝体)などの総称ファミリーを書きます。どのフォントも見つからないときに、それに近い書体が使われます。

フォント名に空白や日本語が含まれる場合は、"Noto Sans JP" のように引用符で囲みます。

ページ全体のフォントを決めるときは body に書きます。フォントの指定は親要素から子要素へ継承されるため、body に書けばページ内のすべての文字に効きます。

フォントは必ず指定します。何も指定しないとブラウザの初期値が使われ、閲覧する環境(OS・ブラウザ)によって見た目が変わってしまうためです。

英語フォントを先、日本語フォントを後に書きます。英語フォントには日本語の文字が入っていないので、アルファベットは英語フォント、日本語は後ろの日本語フォントで表示されます。日本語フォントを先に書くと、日本語フォントに入っている英字が使われてしまいます。

04

応用例・注意点

総称ファミリー

値説明
sans-serifゴシック体(ひげのない書体)
serif明朝体(ひげのある書体)
monospace等幅フォント
system-uiOSの標準UIフォント
cursive / fantasy筆記体 / 装飾的な書体

Webフォントを使う

Google Fonts などで読み込んだフォントを、通常のフォント名と同じように指定します。

HTML
1<link rel="stylesheet" href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&amp;display=swap">
CSS
1body {
2 font-family: "Noto Sans JP", sans-serif;
3}

英語フォント → 日本語フォント → 総称ファミリーの順に書く

閲覧している端末に Avenir がなければ Helvetica Neue…と順に探して表示します。どのフォントもインストールされていない場合は、その端末にある sans-serif(ゴシック体)で表示します。

CSS
1body {
2 font-family: 'Avenir', 'Helvetica Neue', 'Helvetica', 'Arial', 'Hiragino Sans',
3 'ヒラギノ角ゴシック', 游ゴシック体, YuGothic, 'Yu Gothic', 'メイリオ',
4 Meiryo, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif;
5}

案件等で使い回せるフォントファミリーの設定テンプレ

ゴシック2種・明朝2種のテンプレートです。どのフォントを優先するかはデザインデータをしっかり確認してから決めます。

CSS
1/* ヒラギノ角ゴ */
2font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", Meiryo, "MS Pゴシック", "MS PGothic", sans-serif;
3
4/* 游ゴシック体 */
5font-family: "游ゴシック体", "Yu Gothic", YuGothic, "ヒラギノ角ゴ Pro", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", Meiryo, "MS Pゴシック", "MS PGothic", sans-serif;
6
7/* ヒラギノ明朝 */
8font-family: "ヒラギノ明朝 Pro", "Hiragino Mincho Pro", "MS P明朝", "MS PMincho", serif;
9
10/* 游明朝体 */
11font-family: "游明朝体", "Yu Mincho", YuMincho, "ヒラギノ明朝 Pro", "Hiragino Mincho Pro", "MS P明朝", "MS PMincho", serif;

注意点

  1. 01利用者の環境にないフォントは表示されません。必ず代わりの候補と総称ファミリーを書きます。
  2. 02フォント名に空白や日本語が入るときは、引用符(' または ")で囲みます。
  3. 03フォントの優先順位は、デザインデータをしっかり確認してから決めます。
  4. 04日本語のWebフォントはファイルが大きいため、使う太さを絞って読み込みます。
05

案件等でよく見かける和文フォント

デザインデータでよく指定されている日本語フォントです。名前を見て「ゴシックか明朝か」がわかると、総称ファミリー(sans-serif・serif)の選び方も迷いません。

ゴシック明朝
Noto Sans(Noto Sans JP)Noto Serif(Noto Serif JP)
ヒラギノ角ゴシックヒラギノ明朝
源ノ角ゴシック源ノ明朝
メイリオMS P明朝

游ゴシック・游明朝の注意

  • 近年、特定のブラウザ環境では、端末に入っている(ローカルフォントの)游ゴシックが使えなくなってきています。
  • そのため、Noto Sans JP などの Webフォントを読み込んで使う案件が増えています。

テンプレートの「ヒラギノ角ゴ Pro」は古い名前で、今の Mac では「ヒラギノ角ゴ ProN」や "Hiragino Sans" がよく使われます。案件のレギュレーションに合わせて書き換えてください。

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